【コロンビア大教授】日本はMMTの成功例なのか???????★2
新型コロナまん延を食い止めるためのPCR検査、ワクチン関連、医療現場への補助の予算が拡大した。さらに、新型コロナまん延防止のための社会経済活動制限により需要が減った、観光業、飲食業、航空業などへの補助、事業継続のための補助金、失業手当の期間延長、国民(ほぼ)全員への現金給付、などが行われた。
その結果、先進国全体の公的債務(主に国債)は急増した。公的債務・GDP比率は、日本が群を抜いて高く、2021年には240%を超えている。G7のなかで日本の次に公的債務が大きいのはイタリアで、180%超。英仏米加は120~155%のレンジに入っている。ドイツだけが、100%を下回っている。
新型コロナ対策としての公的債務の拡大は適切だとしても、すでに経済が回復過程にあり、インフレ率も上昇し始めているなかで、不況対策としての財政刺激は徐々に縮小すべきだ、という意見も強い。一方、このような財政破綻の可能性は杞憂(きゆう)だという意見をもつ人たち(学者・政治家)もいる。
国債が自国通貨建てで発行できる先進国では、債務不履行はありえないので、いくらでも国債を発行することができると主張する、MMT(Modern Monetary Theory、現代貨幣理論)信奉者だ。
自国通貨建て国債をいくら発行しても、債務不履行にはならない、というMMTの主張は正しい。しかし、債務不履行にはならなくても、経済には大きな打撃になるシナリオはある。
将来、国債の償還可能性に少しでも疑問が生じると国債の買い手がいなくなる。買い手を引き留めるには、国債金利を引き上げるか、財政収支を黒字化しなくてはならない。国債金利の急騰は、国債を保有する金融機関に巨額の評価損をもたらし銀行危機に発展する。財政緊縮は、将来世代に増税を課すことになる。
金利高騰も、増税も避けるには、中央銀行が無制限に国債を買い取るしかない。自国通貨建て国債の場合これが可能だが、それはハイパーインフレにつながり、経済活動に大きな混乱を招く。
■国債発行は将来の勤労世代から現世代への所得移転である
実質成長率が実質金利を上回っていれば、債務は維持可能だ、という考え方もある。これは、この条件が成り立っていれば、毎年の(基礎的)財政収支を均衡させることで、長期的に債務・GDP比率を低くしていくことができるからだ。しかし、現在、成長率が金利を上回っていたとしても、それが未来永劫続く保証はない。
公的債務が積み上がると、国債金利が上昇して、予算に占める金利負担が上昇してマイナスの効果をもたらす。だが、1990年以降、先進国では名目国債金利が長期的に低落傾向にあり、長期的に維持可能な(均衡)実質金利も低下してきたと考えると、より高い債務水準を維持できる。彼らは、日本がMMTの正当性を証明している、という。
しかし、現在の日本には、財政保守派の人たちも、MMT派の人たちも見逃している問題がある。それは日本の人口減少である。20~64歳の働き手の人口は、1998年をピークに減少を続けている。
10年国債の発行による財政刺激とは、現在生きている世代が、財政支出の便益(例えば所得の給付)を享受する一方、国債の償還は10年後の世代が行う。
現在、便益を享受しながら、10年後には他界している(あるいは海外に移住する)人たちは、便益だけ受けて、その負担は負わずに済む。その意味で、国債発行は将来の勤労世代から現世代への所得移転である。
このように考えると、国債発行は、賦課方式の年金(現在の勤労世代が払う保険料が、現在の年金世代へ支給される)に似ている。継続的な財政赤字と国債発行も賦課方式の年金も、将来世代の人口が減っていく経済では、適切な政策とは言えない。(1月7日記)
伊藤隆敏◎コロンビア大学教授・政策研究大学院大学客員教授。一橋大学経済学部卒業、ハーバード大学経済学博士(Ph.D取得)。1991年一橋大学教授、2002~14年東京大学教授。近著に『Managing Currency Risk』(共著、2019年度・第62回日経・経済図書文化賞受賞)、『The Japanese Economy』(2nd Edition、共著)。
1/27(木) 8:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c45370e708636be5486767e360fdacef8878bcb
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20220127-00045529-forbes-000-1-view.jpg
★1:2022/01/29(土) 23:02:15.76
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1643464935/
MMTの提唱者たちもMMTは経済成長(インフレ促進)に使うためにあって、
社会保障には使うべきではないと言っているよ。
もし今日本がMMTを行っているとしても、
税収の三分の二が社会保障に占められている日本は
MMTで作り出した資金が社会保障に使われ
底のない鍋に水を流しているようにインフレになっておらず
MMTの行使に失敗しているね。
それは自分のとこにお金を引っ張りたいからそう言ってるだけで、
mmt論だと社会保証にお金を配っても配られた人がそのお金を使うから問題ない。
どこにお金を配ってもお金の量はかわらない
>>12
日本の賃金が上がらないのは、日本がデフレから抜け出していないから。
年金生活者や生活保護のような、社会保障に頼り経済活動によって所得が増えない人にお金を配っても、
そのお金の効果を最大化しようとしてより安い商品を購入する。
そしてその需要に応えようとする商社が第三国からより安い代替品を輸入し、
日本市場がより安い物品で満たされていく。
輸入大国の日本で、社会保障にぶら下がる人たちの所持金を増やしても
国内労働者の賃金上昇に寄与せずデフレを加速させるだけで、
日本に必要なのはMMTではなく小さな政府にすることなんだよ。
生活保護と国民皆保険を廃止すれば
日本は浮上するよな
日本のデフレは2012年にとっくのとうに終わってる。
で、現在のインフレ率はどの程度なの?
総務省 物価指数(2021年12月 → 2022年12月 比)
//www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
野菜 +6.6%
魚介 +9.3%
果物 +9.1%
輸入牛肉 +11.1%
電気代 +13.4%
ガス代 +10.5%
灯油 +36.0%
──────────
食品、エネルギー除く・・・コアコア物価指数 -0.7%
食品除く・・・つまり、エネルギー+コアコア物価指数 +0.5%
総合 ・・・つまり、食品+エネルギー+コアコア物価 +0.8%
日本のエンゲル係数(食費率)の推移
2000年 23%
2010年 23%
2015年 25%
2020年 27%
高齢者率が上がってるからだよ
高齢者率が変わらずにエンゲル係数が上がるなら
貧乏になっているが、そうではない
後、年金も
年金、生活保護、皆保険
この3つを止めれば
日本は再び、浮上できる
3つとも治安のよい安定した社会生活には非常に重要。
長い年月と努力で作り上げてきた日本国民の財産だが?君日本人じゃないだろ!
いや、日本人やけど。コロナ前は菊の御紋のパスポートで世界を回ってたわw
しませんよ
いや、決めるのは政官だから
その結果どうなるか?
明日、暗くなった道を歩けると良いな。
人命が安くなると、相対的に倫理観が消し飛ぶぞ。各国のスラムが如くな。
実際、その流れができてるだろ
BI論とかでな
共産主義よな😀
いや、
年金、生活保護、皆保険と引き換えに
BIなら悪くないよ
結局減りそうだな😀
T中さんもBIで既存セーフティネットをリセット志向だろ。だいたい、その通りになる。
散々払わされて廃止とか舐めたこと言ってるな
積立分の精算なら分からなくもないが
日本の年金は積立方式でなく賦課方式ですよ
んなこた知ってるよ
制度を辞める気なら、そういう精算を取らなきゃ話にならんだけ
俺は超氷河期45歳やけど、このままで機能するとは思えない。後、若い子に負担かかるから、どこかの世代が泥被らにゃあかん。もう
終わってる氷河期がそれを引き受けんと。
浮上しないよ。外貨獲得手段が減ってるうちは
だから資源の無い国は研究開発費を減らしては
絶対にならない。
安楽〇も追加でおね
疾く合理的に勝負に拘るなら皆が助かる延命グレーゾーンはいらない
これしたら多大な犠牲の元に日本は返り咲く
もちのろんの消費税も廃止で競争力のみを純粋培養する
成功も失敗もあと10年くらい後じゃないと分からんわ
ネットでMMTを知ってる奴に質問しても、こーは行かないし。
貨幣が負債だとすると、我々が銀行預金を増やして行くごとに
どっかで負債が増えている事となる。
その増やす担い手が政府の国債か、企業投資の為の銀行からの借り入れかは、
その経済状況によって変わるだろうけどね。
高度経済成長期の日本の銀行預金の発行者の主役は企業だった。企業が投資により
負債を増大させていた。今はデフレだから政府が貨幣発行の主な担い手となっている。
米国の様に投資に何の躊躇も無い国においてでも、政府の国債は既に
3000兆円を超え、今も増え続けている。つまりは、貨幣がそこにある限り、
誰かがその分の負債を負っているのだ。この知識が広まる事が日本救済の道。
1200兆は返済しなきゃいけないんだよ
だから国は必〇でインフレターゲット2%台を目指しているわけ
インフレになれば相対的に借金の負担も減るから
国債で作った借金は、新しい新規国債で返すだけだろw
世界中そうなっとるがな
その貨幣観は転換しないと全く話にならない。まあ君の勝手だが議論の入り口。
引用元:http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1643542164/
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